【映画】ソーシャル・ネットワーク
- 2011.01.18
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2010年 アメリカ
原題:THE SOCIAL NETWORK
監督:デヴィッド・フィンチャー
脚本:アーロン・ソーキン
原作:ベン・メズリック
音楽:トレント・レズナー、アッティカス・ロス
出演:ジェシー・アイゼンバーグ、アンドリュー・ガーフィールド、ジャスティン.ティンバーレイク他
2011年1月15日 ワーナーマイカルシネマズ板橋
評価★★★(3/5)
カメラワークとか編集とか、見た目はかなり良い。音楽も印象的な上に映像の邪魔をしておらず、よい。トレント・レズナーって映画音楽もやってるのか。
原作そのものではなく、出版社向けの企画書をもとにしているらしい。で、原作はエドゥアルドの話をもとにしていて、マークの話は全く聞いていないとのこと。
物語は今ひとつと感じたけど、もしかすると字幕では伝わってこない内容があったのかもしれない。やっぱり英語がわからないとつらいなあ。
ウィンクルボス兄弟が一人二役とは気づかなかった。それはよいとして、この兄弟は金持ちのお坊ちゃんがIT起業ごっこをしているようにしかみえず、ちょっとアイディアをパクられたぐらいで、なんでそんなに多額の訴訟になるの?というふうに感じた。もう少し、彼らの作っていた物の説明があってもよかったのではないかな。
あと、マークとエドゥアルドとの役割分担とか、ショーン・パーカーがfacebookにどれだけ貢献したのかもわかりにくく、エドゥアルドとの調停も、なんだかわかりにくかった。いっそ、ウィンクルボス兄弟のくだりは全部端折ってこちらを掘り下げた方がよかったのではとも感じた。
マークのすごさも今ひとつわかりにくかった。フェイスマッシュとやらを作るところも、ちょっと腕に覚えのあるエンジニアなら「これならおれでも一晩でできそう」ぐらいに思ったのでは?
これらのわかりにくさが、実は台詞のなかでちゃんと説明されていたのであれば、やっぱり字幕はきついな〜ということになるし(もしくは字幕の出来が悪いのかもしれないけど)、そうでなければ脚本がわるいのかなあ。もしくはアメリカ人なら周知のことなのであえて説明していないとか、、、
俳優陣は、みんな好感が持てた。馴染みはあるけどビッグすぎず。まあこの年齢層ならこんなものか。ジェシー・アイゼンバーグは、もう少し悪者、というか冷酷に見えても良かった気がするけど。マーク側の取材をしていないから、これでバランスがとれているのかな。
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