エンジェル
- 2007.12.11
- 未分類

2007年 イギリス/ベルギー/フランス
監督・脚本:フランソワ・オゾン
原作:エリザベス・テイラー
出演:ロモーラ・ガライ他
評価額 900円
シャンテ・シネで公開2日目の日曜日の4時半の回、満員かなと予想して
いたけど8割ぐらいの入りだったのは意外だった。
オゾンさんの映画を初めて観た。ていうか、この人のこと勝手に
ルコントとかハネケ(たぶん60歳以上ぐらい?)とかと同じ年頃かと
思ってたら、自分と1つしか違わなかったと知ってびっくり。
まあそれはよいとして…
若い頃のエンジェルは、若くして成功した人にありがちなナイーヴさ
とか天真爛漫さが出ていてよかったのだけど、年をとるにつれ、急激に
劣化する様が、説明が無いせいもあってやや唐突な感じがした。
演出が悪いのか演技が悪いのかはわからなかったけど、恋愛感情も
いまひとつ描けていないし。
あと、作家であることがあまりストーリーに生かされていない気が。
原作がどうなのかはわからないけど、これならべつに作家じゃなくても
いいじゃん、ていう感じ。
別に眠くもなかったのに、何やら随分長く感じたなあ。