モーテル
- 2007.11.17
- 未分類

2007年 アメリカ
原題:VACANCY
監督:ニムロッド・アーントル
脚本:マーク・L・スミス
出演:ケイト・ベッキンセイル、ルーク・ウィルソン他
評価額 1,000円
オープニングとエンドロール前のクレジットのデザインとか、
本編の映像とか、小物類も含めたセットの感じはかなり良かった。
雰囲気だけならかなり好きな部類。
ストーリーも、前半の30分ぐらいは、むやみに恐怖感を煽るような事も
無く、ごく自然に「逃げられない」感じを醸し出して行っていて、
なかなか良い感じだった。
ただ、後半の展開が思っていたよりもストレートで謎めいたところが
なく、前半とは対照的に、ただただ恐怖感を煽るだけという感じだった
のが残念。さらに終盤は「敵」から逃げるために闘うという単なる
アクション映画のようになってしまった。警官のヘタレっぷりとか
奥さんが強すぎたりとか、公衆電話には仕掛けがしてあるのにホテル内の
電話は普通に使えたりとか、後半になってから突っ込みどころがどんどん
出てきちゃうし。何と言ってもオチがアレだったし。
「何が起こっているかわからない恐怖」みたいなのを期待していたので、
まあそもそもそういう映画ではなかったということだけど、「単に驚かせ
たいだけじゃん」という感じだった。
-
前の記事
フランシスコの2人の息子 2007.11.11
-
次の記事
ディスタービア 2007.11.17