2006年10月

エブリバディ・フェイマス!

未分類 NO IMAGE
  • 2006.10.29

原題:IEDEREEN BEROEMD! 無茶するな〜、このお父さん。 宣伝文句では「ハートウォーミングストーリー」とか言ってるけど、 結構激しい。フラマン語のベルギー映画なんだけど、ラテン系ノリ。 登場人物はみんな憎たらしいけど魅力的。テーマソング(?)の 『ラッキー・マヌエロ』も印象深い。 これは総合点高い。  

BROKEBACK MOUNTAIN(ブロークバック・マウンテン)

未分類 NO IMAGE
  • 2006.10.25

これ、前半は完全にコメディだな。突っ込み所満載、というよりほとんど突っ込み所。かなり笑える。ゲイものなんだけど、表現が中途半端なせいでほとんどギャグとしか思えないシーン、台詞の連発。所詮アカデミー賞映画、、と思ってバカにしてたけど、おおよそ予想通りの出来。夫の浮気相手が男だったらどうする?みたいなところにフォーカスしていればもう少し面白みもありそうなものだけど、原作からしてそういうのでもないしなあ […]

L’ICEBERG(アイスバーグ)

未分類 NO IMAGE
  • 2006.10.21

バイト先のファストフード店で冷凍室に一晩閉じ込められ、そのせいで冷たいもの(特に氷河)に異常な執着をもってしまい、ついに氷河に向かって旅をはじめてしまう、、という女性が主人公の、オフビートのナンセンスコメディ。 序盤は良いテンポで進んで行くのだけど、途中からは何とも間延びした感じ。明らかに広すぎる船内とか、B級ぶりを強調するような撮り方は、なかなか良いなあと思いながら観ていたけど、、、この手のコメ […]

Kilometre Zero(キロメートル・ゼロ)

未分類 NO IMAGE
  • 2006.10.21

ヒネル・サレーム監督。シネフィル・イマジカにて放映。 クルド人のイラク軍兵士が、他の兵士の遺体を遺族に届ける任務に着いたのに乗じて、軍からの逃亡を試みる過程を描いた一風変わったロードムービー。戦争中を描いているのだけど、「ウォッカ・レモン」同様、悲劇の中にもユーモラスな描写が多々あり、全体的にそれほど暗さは感じられない。むしろ、ラストのパリの街の描写が、どんよりと暗い雰囲気で、妙に重みを感じるシー […]

CAPOTE(カポーティ)

未分類 NO IMAGE
  • 2006.10.19

飲みながら大口叩いてるところとか、とても狡猾な人物には見えず、どちらかというとオタク的な不器用さ故の言動と思えてしまうのは、フィリップ・シーモア・ホフマンに対する先入観のせいかな。だから終盤の展開も、意外ではなかった。ホフマンが賞を取りまくったけど、むしろこの映画の魅力は脚本や映像にあるような気がした。

MEMENTO(メメント)

未分類 NO IMAGE
  • 2006.10.11

主人公の記憶障害と、時間軸のギミックがうまく絡まって、、と言いたいところだけど、なんというか小手先っぽいなあ。素直な流れにしたら、それほど面白くなさそう。これなら『フォロウィング』の方がよほどよくできている。ガイ・ピアースはかっこ良いけど。

エターナル・サンシャイン

未分類 NO IMAGE
  • 2006.10.09

原題はETERNAL SUNSHINE OF THE SPOTLESS MIND。チャーリー・カウフマン脚本、ミシェル・ゴンドリー監督。 これは時間軸のギミックがなくてもOKな映画。あ、もちろん「記憶」ってところは、筋としては重要なんだけど、実際には、たとえば夢の中で恋愛してるような、なんだか思い通りにいかない歯痒さがリアルで、夢落ち映画以上に、夢っぽい。

FOLLOWING(フォロウィング)

未分類 NO IMAGE
  • 2006.10.09

『メメント』のクリストファー・ノーラン監督・脚本(撮影・編集・製作も)の長編デビュー作。時間軸いじりと、主人公の感覚の揺れが、うまく絡んでいる。モノクロで映像も暗めなので、ちょっと入りにくい所はあるけど、その分シンプルで良くまとまっている感じがする。強いて比較すると、『メメント』より良いと思う。

THE DEVIL AND DANIEL JOHNSTON(悪魔とダニエル・ジョンストン)

未分類 NO IMAGE
  • 2006.10.09

躁鬱病のミュージシャン、ダニエル・ジョンストンを追ったドキュメンタリー。音楽や絵も含めて、ただただチャーミングな人。その人を撮ったのだからつまらない訳はない。音楽に興味なくてもOKだな、これは。公式サイトの “DANIEL IN JAPAN(ダニエル・ジョンストン来日顛末)” も面白い。それを読んで面白そうだなと思ったら、観て損はない。ただ、ライズXでしかやっていないので、 […]

THUMBSUCKER(サムサッカー)

未分類 NO IMAGE
  • 2006.10.01

日本のキャッチコピーに「フツーに心配な僕のミライ」とあるけど、映画の雰囲気をよくあらわしている気がする。タイトルになっているサムサッキングも含めて、問題はそれほど大きくない。そのせいか、キアヌ・リーヴス演じるペリーの存在感も、何だかとってつけたような感じになっちゃってる。レベッカもそんな感じだった。中盤、ディベートで活躍するところとか、冗長に感じつつも、いちばん集中して観られたかな。もう少し、家族 […]