DOPO MEZZANOTTE(トリノ、24時からの恋人たち)

  • 2006.09.03
  • 未分類
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舞台の中心がモーレ・アントネッリアーナという映画博物館で、いろんな
映画へのオマージュが入っているようなので、いわゆる「映画好き」の
人は楽しめそう。逆に、サイレント映画の挿入とかを鬱陶しいと感じる
人もいるかも。
恋愛そのものはさほど濃厚に描かれてはいないけど、ところどころ
切なさや喜びが伝わってくるようなシーンもあった。ズッコケシーンは
やや寒いし、映像も小ネタの集積っぽいけど、どこかに「浮遊感」と
書いてあったとおり、何ともいえない雰囲気があり、全体としても
心地よく浸れる作品だった。