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同級生同士のバンド(というかドラムンベースのユニット)を中心に描いた青春群像物。群像物だけに、ちょっと散漫な印象もあるけど、ベタな進行のわりにはB級感はなく、良くできている。もう少し軽快な青春ドラマを想像していたので、すご〜く重かった。で、結構重いことが起きているんだけど、そこそこリアリティを感じる出来になっている。良くない出来事が、基本的に自業自得っぽいところが救い、、というか多少なりとも絶望感 […]
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ロンドンの地下鉄にまつわる9つのエピソードからなるオムニバス。最後のエピソードが一番よかったけど、あれ?このパターンって、、コメディーとしては、特別面白い訳でもなく、どちらかというとファンタジックな魅力が大きいかな。ゲロは勘弁してほしかったけど。
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イギリスでの、アイルランド系の女性とイスラム系の男性の恋愛話。ケン・ローチ監督。信仰や家族と、恋愛の間でゆれる悩みが描かれているのだけど、最後はなんと、、、つくりは、結構リアルな感じで、リアルなだけに中途半端な感じもするけど、なんというか日本のテレビドラマみたいで、すんなり入り込めた。移民の問題なんだけど、描かれ方が重すぎないし。
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今、連ドラでやってる原作有吉佐和子の小説の映画化。田宮二郎主演。1968年製作、今井正監督。 冷やかしのつもりで観たのだけど、、、『ゆれる』よりも数段良い出来だな。まあ、原作の力も大きいとは思うけど、TVドラマに比べても随分観ごたえがあった。これ、ゴダールとかの影響受けてるのかな。ここで終るのか!?と思ったら終った。
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ショーン・コネリー演じる、伝説的作家ウィリアム・フォレスターと黒人少年ジャマールの「友情」を描いたドラマ。ガス・ヴァン・サント監督。マイク・リッチ脚本。ガス・ヴァン・サント作品の中では最も一般受けする映画かも。いわゆる「感動ドラマ」なので、学校での一件落着ぶりとか、多少安易で「クサい」ところもあるけど、嫌味無くまとめているのは監督のセンスか。画面の明暗(特に暗)が印象的。特に前半のウィリアムの部屋 […]
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デトロイト・テクノのオリジネイター達本人や、周囲の人たちのインタビューを中心にしたドキュメンタリー。特に目新しいものは無いけど、この辺の人たちのインタビューの映像というだけでも、まあ貴重。特に、エディ・フォークスやブレイク・バクスターが、これだけ話してる映像は珍しい。ブレイク・バクスターのボイパとか、、基本的にテクノが好きな人向けの映画ではあるけど、少しでも興味があれば、予備知識が無くてもそれなり […]
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ボスニア紛争下の恋愛&家族愛の人間ドラマ。悲惨で不条理な話なんだけど、陰鬱さは無く、ユーモラスでほのぼのとファンタジックな映画。戦時中だからこそ、みんな滑稽な程の能天気さをさらけ出しているのかな、とも思えた。随所にちりばめられた小ネタも映像美もなかなか。強いて言えば、音楽は良いのだけど、「いかにも」すぎてちょっと、、、 でも総合点は高いなあ。これも劇場で観たかったと思える作品。
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なんとなくイギリスっぽいアメリカ映画だなあ。LFOとか。撮り方や編集は、小洒落てるけど、単なるファッションという感じでもない。密室ものではあるけど、ことさらそれを強調するでも無く、まあ、実際外に出たりもするし、、、低予算で良くできているなあと思った。テンポの緩急も良い感じだし、台詞も嫌味が無くてよかった。サンドラ・オーがトクダさん、、ちょっと笑った。 もちろん(特に男性には)痛い映画。「弾むのかな […]
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もっとアートフィルムっぽいかと思っていたけど、意外に生々しくて、ふつうのスポーツ映像に近かった。モグワイの音楽も、程々に使われていて、どちらかというとボールを蹴る音の方が印象に残った。 ジダンファンでも退屈する映画とも聞いてたけど、これならジダンに限らずサッカー好きなら十分楽しめるのではないかな。
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オダギリジョーと香川照之を見せるための映画という感じ。「事件」が起こるまでは、まだ良いのだけど、その後は全く冗長で、ほんと二人がなんとか持たせているという感じ。裁判シーンも、脚本が練られてないから、めちゃくちゃ薄っぺらで「これって何の裁判だったっけ?」と思ってしまう程。まあ、雰囲気を楽しむ映画かな。脚本だけなら、2時間ドラマのサスペンスで、もっと面白いのがいくらでもありそう。 カンヌに持って行った […]