VODKA LEMON(ウォッカ・レモン)

  • 2006.05.14
  • 未分類
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2003年製作。ヒネル・サレーム監督。
製作国はフランス、イタリア、スイス、アルメニア。
日本では劇場未公開。シネフィル・イマジカで放映。

旧ソ連アルメニアのクルド人村の人々を、年金生活の
男やもめを中心に描いた作品。

極貧状態のようなんだけど、人々は決して暗くない。
ユーモラスなほどに楽観的。だからこそ極貧から抜け
られないのかな?そのメンタリティは『万国共通』と
思わせるところもあるけど、一方で、旧ソ連の人々と
日本人の共通点みたいなところも結構あるのかなと
思ったりもした。
どこまでリアルなのかはわからないけど。

暗さを感じないのは、映像が明るくてきれいなおかげ
でもあるかな。晴天が印象に残っているし。

映画としてはかなり気に入ったので、今後、劇場で
上映するようなことがあれば是非観に行きたいと思った。

今、同じ監督の作品を、やはりシネフィル・イマジカで
リピート放送中なので、これも観てみよう。