LAST DAYS(ラスト・デイズ)

  • 2006.03.26
  • 未分類
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ニルヴァーナのカート・コバーンの死とその直前の数日を
モチーフにしたフィクション。ガス・ヴァン・サント監督。

ストーリーが希薄で、淡々と進む映画なので、退屈と感じる
人もいるようだけど、十分引き込まれる。

もう少し悲壮感が漂うのかと想像していたのだけど、マイケル・
ピット演じるブレイクは健康的とさえ感じさせるほど色つや
がよく、演技も、何というか明るい、、いや明るいは言い過ぎ
にしても、どことなくポジティブな感じ。
それが、単に麻薬のリハビリ施設を脱走してきたことによる
開放感なのか、すでに自殺を決意していることによるもの
なのか、、、

エンディングの方は、ちょっと蛇足かとも思ったけど、
まあ、ご愛嬌。この手の映画は、ストーリーが明確なものに
くらべるとエンディングはあまり重要ではないと思うので。

シネマライズが驚くほど混んでいた!普段、この映画館に
来ないような人も結構いたのかな。たぶんニルヴァーナファン
が多かったのかな。ニルヴァーナに関しては、聴いた
ことがあるという程度で、特に思い入れもなかったのが、
かえってよかったのかも。
カートをよく知っている人にとっては、それなりの思いが
ありそうなので賛否両論?